無線LANやBluetooth®を使う際のお願い
本機および付属のリモコンは日本国の電波法に基づく無線設備です。分解して使用すると法律で罰せられることがあります。
本機に搭載されている無線LAN設備や、本機および付属のリモコンに搭載されているBluetoothは、日本国内専用です。海外で使用することはできません。
本機の無線LANが使用する周波数帯は2.4GHz帯と5GHz帯、本機および付属のリモコンのBluetoothが使用する周波数帯は2.4GHz帯ですが、他の無線機器も同じ周波数を使用している場合があります。本機に内蔵の無線LANや、本機および付属のリモコンのBluetoothをお使いになる場合は、他の無線機器との間で電波干渉が発生しないように、以下の注意事項に留意してご使用ください。
本機の無線LANや、本機および付属のリモコンに搭載されているBluetoothが使用する周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療用機器のほか工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
無線LAN/Bluetoothを使用する場合は、以下をお読みください。
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本機を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局並びにアマチュア無線局が運用されていないことをご確認ください。
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万一、本機から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合は、すみやかに無線LAN/Bluetoothの使用を停止し、当社お客様ご相談窓口にご連絡いただき、混信回避のための処置など(例えば、パーティションの設置など)についてご相談ください。
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その他、本機から移動体識別用の特定小電力無線局あるいは、アマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、当社お客様ご相談窓口へお問い合わせください。
無線LANの規格について
5GHz帯の電波を使用して、屋外で通信しないでください。一部、5GHz帯の無線設備を屋外で使用することは、法令により禁止されています。屋外で本機の無線LANを使用する場合は、5GHz帯を使用せずに2.4GHz帯をご使用ください。
本機背面の定格銘板に記載されている周波数表示は、以下の内容を示しています。
本機の無線LANは、以下の規格にも対応しています。
ご使用になる無線LANアクセスポイントも、この規格に対応した製品をお使いください。
規格 |
チャンネル |
周波数帯
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IEEE802.11b/g/n |
1 ~ 13 |
2.412 ~2.472GHz |
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IEEE802.11a/n/ac |
W52 |
36, 40, 44, 48 |
5.18 ~5.24GHz |
W53 |
52, 56, 60, 64 |
5.26 ~5.32GHz |
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W56 |
100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140 |
5.50 ~5.70GHz |
※ 本機は従来の無線規格であるJ52には対応しておりません。
無線LANの性能や環境条件による影響など。
5GHz帯に対応した無線LANルーター(アクセスポイント)をお使いの場合は、5GHz帯でのご使用をおすすめします。
2.4GHz 帯の無線LANルーター(アクセスポイント)をお使いの場合は、以下にご注意ください。
USB3.0対応のUSBハードディスクおよびUSBケーブルや2.4GHz帯の機器(電子レンジなど)を本機の近くで使用すると、無線LAN通信が途切れることがあります。USBハードディスクおよびUSBケーブルや2.4GHz帯の機器をお使いになるときは、本機の近くには設置せず、本機からできるだけ離して配置してください。
4K衛星放送受信に影響を与えますので、本機からできるだけ離して配置してください。
Bluetoothの規格について
本機背面の定格銘板に記載されている周波数表示は、以下の内容を示しています。
Bluetoothの性能や環境条件による影響など。
本機はBluetoothに対応していますが、すべてのBluetooth機器との接続動作を確認したものではありません。
したがって、すべてのBluetooth機器との動作を保証するものではありません。
Bluetoothでは約10mまでの距離で接続できますが、障害物などの環境条件、電子レンジなどの電波環境要素などに影響されます。
2.4GHz帯の機器(無線LANや電子レンジなど)の近くでお使いの場合は、Bluetoothの接続や通信が途切れたり、接続速度の低下、雑音や接続不能の原因になることがあります。
Bluetoothの電波は動作に影響を与える可能性があるため、電子医療機器などの近くではBluetooth通信や接続はおこなわないでください。
本機に同時接続できるBluetoothオーディオ機器は1台のみです。ただし、Bluetoothオーディオ機器以外のBluetooth機器の場合は、複数台同時接続できます。
(例:Bluetoothスピーカーを1台と、付属のリモコンやBluetoothキーボードを同時接続することができます。)
Bluetoothオーディオ機器を本機と接続している状態では、本機スピーカーから音声を同時に出力することはできません。
Bluetoothオーディオ機器への音声転送時対応コーデック(圧縮方式)は、標準のSBC(Sub-Band Codec)です。
(LDAC、AAC、aptX、eSBCなどには対応していません)
Bluetoothの特性により、送信側の音声に比べて受信側のBluetoothオーディオ機器では再生がわずかに遅れます。
無線通信時のセキュリティとして、Bluetooth標準仕様に準拠したセキュリティ機能に対応していますが、使用環境および設定内容によってはセキュリティが十分でない場合が考えられます。Bluetooth通信をおこなう際はご注意ください。
無線LAN製品やBluetooth機器ご使用におけるセキュリティに関するご注意
無線LANでは、LANケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコンなどと無線LANアクセスポイント間で情報のやり取りをおこなうため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるという利点があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁など)をこえてすべての場所に届くため、セキュリティに関する設定をおこなっていない場合は、以下のような問題が発生する可能性があります。
通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、メールなどの通信内容からIDや暗証番号またはクレジットカード番号などの個人情報を盗み見る可能性があります。
不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、個人情報や機密情報を取り出す(情報漏えい)、特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)、傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)、コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線LAN製品やBluetooth機器はセキュリティに関する仕組みを持っていますので、その設定をおこなって製品を使用することで上記問題が発生する可能性は少なくなります。セキュリティの設定をおこなわないで使用した場合の問題を十分理解したうえで、お客様自身が判断と責任においてセキュリティに関する設定をおこない、製品を使用することをおすすめします。
無線LANやBluetooth通信時に発生したデータおよび情報の漏えいにつきましては、当社では責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
本機は日本国内専用です
本機を使用できるのは日本国内だけです。
取り扱いに関すること
非常時をのぞいて、電源がオンになっている状態では絶対に電源プラグをコンセントから抜かないでください。故障の原因となります。
故障の原因となりますので、電源プラグをコンセントから抜く場合は、できるだけ[クイック起動]を[切]に設定して、本機の電源をオフにしてから抜くことをおすすめします。クイック起動を設定する
引越しなど、遠くへ運ぶときは、傷がつかないように毛布などでくるんでください。また、衝撃や振動を与えないでください。
殺虫剤や揮発性のものをかけないでください。また、ゴムやビニール製品などを長時間接触させないでください。変色したり、塗装がはがれたりする原因となります。
たばこの煙や煙を出すタイプの殺虫剤、ほこりなどが機器内部に入ると故障の原因となります。
長時間ご使用になっていると上面や背面が多少熱くなりますが、故障ではありません。
本機は精密電子機器です。長くご愛用いただくためにできるだけ丁寧に取り扱ってください。
使用しないときは
ふだん使用しないとき
電源をオフにしてください。
長期間使用しないとき
電源プラグを抜いてください。
置き場所に関すること
本機は水平で安定した場所に設置してください。ぐらぐらする机や傾いているところなど不安定な場所で使わないでください。本機を設置する場所は、本機の重さに十分に耐えられることを確認してください。また、本機が転倒や落下した場合に、けがの原因となるため、高い場所への設置はしないでください。
本機を他のテレビやラジオなどの近くに置く場合は、本機を使用中、組合わせによっては画像や音声に悪い影響を与えることがあります。万一、このような症状が発生した場合は、他のテレビやラジオなどからできるだけ離してください。
直射日光の当たる場所、熱器具の近くなど温度が高くなる場所や、熱源になるような機器の上には置かないでください。故障の原因となります。